社会保険は正社員だけのものというイメージを持っている方もいますが、一定の条件を満たすことでアルバイトやパートでも加入することになります。実際に加入した場合、保険料の支払いで手取りが減るというイメージから加入を避けたいと考える方もいるでしょう。確かに手取りが減るというデメリットはあるものの、社会保険に加入することならではのメリットもあげられます。メリットも把握したうえで、加入することが自分にとって意味があるか考えて求人を選ぶのも1つの手です。

今は元気に介護職で働けるとしても、病気やケガをしたときに社会保険に加入していれば保障が得られます。国民健康保険だけよりも社会保険に加入していた場合の保障が大きいので、いざという時の備えとして加入しておくのも1つの手です。傷病手当金は国民健康保険にはない制度なので、病気やケガで働けなくなったときの備えとして社会保険を活用することも可能です。

また社会保険の中でも、失業保険は離職した際に役立つ制度となっています。離職理由に応じて失業手当が支給されるので、仕事を失った後の生活費の負担を減らすことが可能です。再就職のための支援も受けられるので、次の仕事探しに役立てることもできます。失業期間に収入があるかどうかで、生活費だけではなく精神的な負担を減らすことにもつながります。このようなメリットがあるからこそ、状況に応じて社会保険に加入できる条件での介護職の求人を探すのも1つの手です。